· 

【要注意!】水道凍結にご注意ください!

 

いつもお世話になっております。株式会社住設です。

 

「冷え込み半端ねぇ!!」

 

状態ですが皆さまのお宅は大丈夫でしょうか?

ここから連休にかけて、ものすごい寒波が居座るということですから、皆さまくれぐれも水道凍結にはご注意ください。

 

さて、この「水道凍結にはご注意ください」というフレーズ、道民の皆さまならよく耳にすると思いますが、いい機会なので、この簡素なフレーズに実は、水道業者の痛切な思い(やや大げさ)が込められている!ということを私は知っていただきたいのです。

 

 

凍結させてしまっても、解氷作業だけで復旧するパターンはまだいいのです(それでも余計な出費です)。

 

凍結した配管が破裂した場合(特に隠蔽配管)は悲惨ですよ!!!!

※隠蔽配管:壁の中や天井裏などの見えない所に通した配管

 

ただの凍結と思って解氷していくうちに、天井裏や壁内の破裂箇所から水が噴き出します。

速攻で対処できる場合を除き、家のなかは水びたしです。

ちなみに解氷前に隠蔽配管の破裂を察知することは困難です。

集合住宅の2階以上なら、階下の部屋にも被害が出て賠償問題になるでしょう。

 

入院や旅行で数日不在の場合などは、破裂後に自然解凍して長時間水が噴き出し続けていた…なんてこともあります。

 

実際あった例では、不在中に凍結破裂、噴き出した水が玄関ドアの隙間から流れ出ているのを向かいの家の人が見つけて通報。

しかも発生源が2階だったため、廊下を伝って1階の天井から家財から何もかも水びたしに…。

 

悲惨でしょ…?

 

家財の損害ももちろんですが、復旧には多額の費用がかかります。

破裂した配管を直すために、壁や天井を壊さなければならないことがほとんどです。

住宅設備(キッチンや洗面台など)の裏側なら、それらの取り外しも必要です。

 

そういう現場を目の当たりにすると…当のお客様だけでなく、我々業者も割と絶望的な気持ちになるんだな、これが…。

 

ですので、くれぐれも水道凍結にはご注意いただきたいのです。

 

まず、今日ぐらいの冷え込みで家を留守にする場合、たとえ仕事に行く程度であっても水落としをする、もしくは暖房を最小にしてつけておく(特に古い建物)等の措置を。

丸一日以上あけるなら確実に水落とししてください。

 

ただし、凍結で意外と多いパターンが「自分でやった(つもりでちゃんと落としきれていない)」です。

やり方が分からなければ、費用はかかりますが弊社で水落としの代行もしていますのでご相談ください。

 

札幌市のHP↓には、水道凍結に関する情報が詳しく載っています。

http://www.city.sapporo.jp/suido/riyosya/faq/toketu_01.html

 

一般的な水落とし、自分でもできる解氷作業、指定業者の連絡先等がまとめてありますのでご活用ください。

 

上記HPに記載の通り、この連休中は札幌市と指定業者も特別態勢で臨む構えです。

(弊社は人員の関係であまり力になれないかもしれません…すみません)

 

 

長くなりましたが、温暖化とはいえ、北海道にいる限り水道凍結はついてまわるものであり、凍結させてしまった場合の大変さが少しは分かって頂けたかと思います。

凍結の被害が少しでも減るよう願っております。

 

 

~ちいさな仕事もまごころで~ 株式会社住設